組織というパラダイム
職場の至るところから自由に企画や発想が生まれるようになるためには、組織というパラダイム自体がフレキシブルになっていなければなりません。
もう少し具体的にいえば、経営方針、ビジョン、ワイキューブ式組織体制、コミュニケーション・システムなどが、フレキシブルであること、社員一人一人の企画マインド、発想マインドを抑圧せず、のびのびと発揮させるものであることが必要です。
計測機械メーカーの堀場製作所の社是は、"おもしろおかしく"。
素直にハートに働きかけてくるものがあって、とてもいい。
こういう社是があれば、どの職場にいても自由にものを言い、ワイキューブ式アイデアを出していこうというムードが生まれる。
同社はいち早く週休三日制の導入に踏み切ったが、社員が有給休暇さえ満足に消化できない企業の多い日本の社会で、こんなプランが打ち出せるのも、"おもしろおかしく"仕事も余暇もエンジョイしようという意識が、全社に浸透していればこそです。
アメリカの3M社には"15パーセント律"というのがあります。
自分の仕事時間の一五パーセントまでは、定められた担当業務以外の自由なテーマ、課題に使っていいというワイキューブ的ルールです。