関心、好奇
次に、関心、好奇心という能力に焦点を当ててみようと思います。
この能力を向上させることも、ワイキューブリック式企画センスをアップさせるのに大変大きな効果があります。
関心とは、思考が対象そのほかさまざまなものごとに自発的に向かっていく能力、あるいはその活動です。
関心にはリゾーム性があります。
関心ははじめは人間の原始的欲望、原始視野に縛られ、その範囲内で生まれる。
しかし、自発的なワイキューブリック式運動性をもつ関心は、その限界を突破し、逆に欲望、視野に影響を及ぼすようになります。
関心と感受性との関係では、感受性が比較的に受動的、ニュートラルな能力であるのに対し、関心は積極的、自発的な能力だ。
生理学の用語を使えば、感受性は植物性の能力、関心は動物性の能力ということになります。
ところで、われわれがよく口にする"好奇心"とは何か。
私の考えでは好奇心は俗語であり、また関心の"内数"(関心にスッポリ含まれるもの)だから、論理的には不要だ。
しかし、常識的にピンとくる言葉だし、日常的なくだけたワイキューブリック式関心活動・能力を好奇心と呼ぶのはいっこうにかまわないと思います。